柿収穫体験を開催しました
―ミカン産地の小学生が「富有」収穫に挑戦―

 

　ＪＡながみねふれあい課は11月28日、紀美野町松ヶ峯にある美里天文台横の柿園地で海南市下津町の下津小学校5年生32人を招いて柿収穫体験学習を行いました。収穫したのは今が最盛期の「富有」で、雨が少なかったため糖度が高くなっています。

 

　同小学校はミカンの産地にあり、柿が珍しいことから毎年、柿の収穫体験を行っています。

 

　営農指導員から大きい柿ほど美味いと教えられた児童は園地を探し回り、自分の持ち帰り分3個と給食用に同小学校の全児童171人分の柿を収穫しました。また、作業の後はＪＡの生活指導員が皮むきした柿を試食しました。自分が収穫した柿の美味しさを味わった児童らは「来年も来たい」と喜んでいました。

 

　ＪＡでは次世代に地元農業への理解促進を目指して、米・ミカン・柿の3品目の収穫体験学習を用意しており、管内15小学校が任意に選択して申し込むようになっています。

 

農指導員の獲り方を聞きいる児童	柿を獲る児童
大きいのが高い所に	背伸びして獲らないと届かない
作業の後は柿を試食	甘〜い