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アグリ下津

Last Update 2024.04.26

メッセージ

(令和6年5月) 

 

現在、下津管内の園地では着花数が非常に多く、新梢の発生が少ない状況となっています。バラツキはあるものの日表の園地では特に表年傾向となっています。ただし直花が多くこのまま着果すれば小玉、低糖、浮皮などが懸念されます。摘蕾や摘果(粗摘果)に労力配分しなければいけない年であると感じます。このような年に最も重要とされるのが来年の結果母枝(成り芽)の確保です。今から花や果実を除去し早い段階で芽を出させ7月までに緑化させれば、翌年の着果が見込めます。一年先の着花量を考え隔年結果是正について管理作業を行いましょう。また害虫類についてもカイガラムシ類やホコリダニなどが活発に動き出す時期なので防除も適切に行いましょう。

 

 

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